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ASOとは?アプリストアでもっとダウンロードされやすくなる考え方を解説

こんにちは!App Consultantの香川です。
今回から、ASO(App Store Optimization, アプリストア最適化)のスタートで使える『ASOスタートガイド』を連載します!

初回の今回は、「アプリをもっとDLされやすく!ストアでアプリを見つけてもらうためのASOをはじめよう」と題して、
「ASOって何?」から、「ASOて何すればASOなの?」まで、全体像を解説します。

それでは、始めましょう!


ASOって何の略?何のためにするの?

アプリを開発したら、App Store(iOS)やGoogle Play Store (Android)などのアプリストアに公開!これで、全世界のユーザーにアプリを使ってもらえる!
と思った次の瞬間に目敏くやってくるのが、こんなお悩みたち。

「アプリ公開されたけど、全然DLされない...」
「ジャンルランクが想像の10倍くらい低い...」
「1位になりたいキーワードで他アプリが1位なのが、納得できない...」
などなど。

そんなお悩み立ちに立ち向かって、乗り越えるための工夫と考え方が、この記事のテーマ『ASO』なのです。

ASOとは、App Store Optimizationの略で、
日本語に訳すと、アプリストア最適化となります。
(訳した結果、半分以上カタカナなのはご愛嬌です。。笑)

アプリストアの最適化とは、何をどう最適化するのかということかを説明します。

アプリストアの最適化=アプリストアが最適化された状態、は以下のような状態を指します。

アプリに興味のあるユーザーがストア内で簡単にアプリを見つけてDLできる状態

そのための条件や状況として、以下のような例が考えられます。

<表示性・発見性>
1. ストア内でキーワード検索をしたときに、アプリに関連のあるキーワードで上位(1位)に表示される
2. アプリに関心があるユーザーが検索で使う単語の検索結果に必ず表示される
3. アプリストア内のFeatured Apps内の関連性のあるトピックで紹介される

<アピール正確性>
4. アプリストアでアプリを見つけたユーザーがアプリを正しく理解し、DLしてくれる
5. アプリの内容をアプリストアで正しく伝える
6. DLしたユーザーがアプリを楽しく継続的に使用する

つまり、上の1.~6.が全て達成されている状態が、最適化された状態と言えます。ASOは、ここに近づけていくためにおこなう工夫や考え方のことです。

ASOの目的とゴールをまとめると、こうなります。

ASOの目的:アプリの潜在ユーザーにアプリを表示して、アプリのDL・使用で満足してもらう
ASOのゴール:アプリの潜在ユーザーに、広く・正しく・魅力的にアプリが表示される

ゴールを達成するために、ASOは大きく、<SEO>領域と<CRO>領域に分かれています。

_【フォーエム_ASOサービス資料】御中

ASOは、アプリをユーザーに広く・正しく・魅力的に伝えるために、SEO領域とCRO領域を工夫する施策のことです。

アプリのダウンロードを増やすために必要な考え方と工夫

ここまでで、ASOのゴールはアプリを潜在ユーザーに広く・正しく・魅力的に見せられるようにすることだと解説してきました。

そのゴールを達成するためには、<SEO>領域と、<CRO>領域の2つの領域をそれぞれ対策する必要があります。

SEO:Search Engine Optimizationの略
アプリ内検索アルゴリズムを理解して、アプリに関心があると思われる検索結果上位にアプリを表示するための施策です。
アプリを広く、正しいユーザーに届けることが目的です。
CRO:Conversion Rate Optimizationの略
コンバージョン率(=DL数 ÷ ストアでのアプリ表示)を最大化することで多くのDLを獲得するための施策です。
アプリを正しく・魅力的にユーザーに伝えることが目的です。

SEO領域では、主にテキスト要素を最適化することが重要になってきます。
また、アプリストアは、ストアに応じて検索アルゴリズムが異なるため、それぞれのアルゴリズム特性を理解して、施策工夫をおこなう必要があります。
iOSのApp StoreとAndroidのGoogle Play Storeで、考慮されるテキストデータは以下のとおりです。

ASO(アプリストア最適化)

おなじASOでも、OSによって対策すべき項目やその比重は大きく異なります。

各項目でどういった工夫が必要かは、次回以降で詳しく解説します!

CRO領域では、実際にユーザーに目に触れるテキスト・画像要素を最適化することが重要になってきます。
特に重要だと言われているのが、

・アプリアイコン
・アプリタイトル
・スクリーンショット
・レビュー評価とレビュー数

です。
ここでも、ストアによって表示のされ方が異なるため、それぞれのストア特性を理解した上で、ストアでの表示のされ方を工夫していく必要があります。

また、これら以外にも、ダウンロード後のユーザー定着率や各検索結果からのコンバージョン率(DL数 ÷ 表示回数)も考慮されていると言われています。


App Store と Google Play Storeでダウンロード数に影響する大事なポイント

ここまでで、ASOのゴールやそれを達成するための対策項目を解説してきました。
ここからは、対策にあたって重要となる考え方や、評価に使える指標を解説します。

ASOをおこなう上で絶対に忘れていけないのは、その目的です。
ASOの目的とゴール、覚えていますか?

ASOの目的:アプリの潜在ユーザーにアプリを表示して、アプリのDL・使用で満足してもらう
ASOのゴール:アプリの潜在ユーザーに、広く・正しく・魅力的にアプリが表示される

でしたね。
ここで肝になるのが、アプリをDLしてくれて楽しんでくれる人に、「このアプリ楽しそう」と正しく伝えることです。
ですので、闇雲にアプリと関係ないキーワードでの露出を狙ったり、検索結果の順位をあげたりするばかりでは、本当に「最適化」できているとは言えません。

ですから、実際にASOをおこなっていく上で重要なのは、
・実際に数値が改善する<成果>の評価と、
・ASOの目的を達成しストアの最適化に近付いたかどうかの<目的達成度>
の両面から、施策を考え、実行し、評価することです。
それぞれの観点の具体例を、一部ご紹介します。

<成果>
・Impression数(アプリがストアで表示された回数)
・新規インストール数
・コンバージョン率
<目的達成度>
・ユーザー定着率
・レビュー評価とコメントの内容
・LTV(1ユーザーが利用しなくなるまでに生み出す収益)

順位が上がった、インストールが増えた、だけでは、アプリストアの最適化に近付いているとは言えません。

極端な例を挙げると、レシピ投稿アプリが、検索キーワード「LINE」で1位になったとしても、ユーザー増加は考えにくいですし、「LINE」がダウンドードしたいユーザーにレシピ投稿アプリを見せることが、ユーザーにとって喜ばしいとは言えません。
それどころか、1位になったばかりにあまりアプリに興味を持っていないユーザーがDLしてしまい、「思ってたのと違う!クソアプリだ!」と否定的なレビューを投稿するかもしれません。(こんなレビューが寄せられるなんて、想像するだけでゾッとしますね。。)

重要なのは、

施策によって<成果>項目が改善されたか

<成果>項目の改善が<目的達成度>項目の改善につながっているか

です。

ASOの取り組み方とPDCAの回し方

では、実際にアプリストアの最適化にむけて施策をおこなう場合に、どういったことに気をつけてPDCAを回していけばいいのかを解説して、今回は終了です。

まず、大前提として覚えていただきたいのが、

ASOはPDCAありきの取り組み

だということです。

大事なことなので、もう一度言います。

ASOはPDCAありきの取り組み

です。

1回の施策や変更で改善があったとしても、さらに改善するために変更や工夫を重ねる必要があります。これは、アプリストアのアルゴリズムやユーザーの好き嫌いが変わるといった外部要因や、アプリ自体のアップデートによって伝えるべき内容が変わるという内部要因の両方があるためです。

その前提を押さえた上で、次に重要なのが、
施策の目的とゴールをしっかりと定める
ことです。

目的は、定性的な理想状態です。
例えば、「アプリのことを知っている人を増やす」とか、「他のアプリを使っている人に乗り換えてもらう」などです。
ゴールは、目的を達成するための手段と目標とする指標です。
例えば、「インプレッション数を2倍にするように、キーワードを変更する」や、「コンバージョン率を10%以上改善するスクリーンショットの設定を見つける」などです。

そして、最後に重要なのが、

<成果>と<目的達成度>を混ぜない

ことです。
これまで書いてきたように、ASOの本質は数値を改善することではなく、数値の改善によりアプリを楽しんでくれる人を増やすことです。もちろん、成果が上がらなければ目的も果たせません。大事なのは、それぞれを区別して理解しておくことです。
そのためには、見るべき指標が違うことをぜひ心に留めて、アプリストアの最適化を目指してください。


まとめ

『ASOスタートガイド』初回は、ASOとはどんなことなのか、から、実際に取り組む内容や実行していく上で覚えていただきたいことまで、ASOをやっていく上で欠かせない前提を解説してきました。

具体的な内容は次回以降になるのですが、非常に重要な内容ですので、繰り返し読んで染み込ませてもらえればと思います。

また、チームでアプリ開発・運営に取り組まれている方は、ぜひチーム内でご共有ください。チーム内でのディスカッションの前提を揃えるために使っていただけると、議論がスムーズになるだけでなく、施策設計のクオリティを高くする内容になっています。

次回は、『今すぐできる!ASOチェックポイント』と題して、具体的な改善項目と改善するための観点を解説していきます。

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