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【iOS14】IDFAオプトイン化によってアプリデベロッパーの収益は激減?!影響と対策方法をやさしく解説

6月に発表されたiOS14。
アップデート内容の中で、IDFAの取得がオプトイン(ユーザーが許可を与えること)となり、デフォルトでは取得できない仕様となることが発表されました。
今回は、アップデートが1ヶ月後に迫ったこのタイミングでiOS14によるアプリデベロッパーへの影響をおさらいしていきます。

数々の事業者や有識者の方々が、丁寧にわかりやすい解説をしてくださっていますので、それらをまとめるかたちで、全体像をつかんでいきましょう!

それでは、始めましょう!

1.IDFAって何?

変更内容の議論に入る前に、今回扱うIDFAについて簡単に説明します。
「もう知ってるよ」という方は、次のセクションまでスキップでOKです。

IDFAとは、IDentifier For Advertisingの略です。
日本語に訳すと、「広告のための識別子(ID)」です。
具体的には、Appleのモバイル端末一つ一つにAppleが与えているIDで、広告目的のために使用されているIDのことです。IDFAがわかることで、広告主は広告効果を計測したり、ターゲットに向けて広告を配信したりできています。

詳しくは、@yofuruさんのQiitaポストに詳細な説明があります。

つまり、IDFAがあることで、広告主や広告ネットワークは、ユーザーを区別して広告を表示することができるようになっていました。
今回の変更は、この仕組みが大きく変わることを示唆しています。

2.iOS14で何が変わるの?

iOS14で、IDFA取得方法が大きく変わるという話が今回のテーマです。
ここからは、「それってつまりどういうことなの?」という点について解説していきます。

iOSは、AppleのiPhoneに搭載されているOSです。
毎年大型アップデートをおこなっており、今年発表されたのがiOS14です。
毎年6月におこなわれるWWDCで発表。9月に正式リリース。というスケジュールでアップデートが進んでおり、今回のiOS14も来月9月リリースが予想されています。

毎年多くの改良・変更が加えられているiOSアップデートで、今回話題になっているのが、「IDFA取得がオプトインに変更」なのです。

(アプリ開発者や広告ネットワーク、計測ツールなどの第三者が)IDFAを取得することが、オプトイン(=ユーザーの事前同意がないとできない)に変更された

ということです。

iOS13まで、つまり現時点ではIDFAの取得はオプトアウトでした。
広告主や計測ツールなどの第三者はユーザーのIDFAを自由に取得できていました。ユーザーは、IDFAを利用されたくない場合、自ら使用許可を止めなくてはいけませんでした。

それが、逆になるのです。

スイッチに例えると、
iOS13までは、IDFA利用を許可するスイッチはデフォルトで”オン”でした。ユーザーは、スイッチをオフに変えることができました。
iOS14からは、スイッチのデフォルトが”オフ”になるのです。アプリごとに、オンに切り替えなくてはいけなくなるのです。

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第三者が、iOS14以降の世界で、iOS13までと同じことをしたい場合、ユーザーから使用許可をもらう必要が出て来るのです。

3.変更で何がどう変わるの?

では、IDFAの利用スイッチがオフになっているとどんな困ったことが起こるのでしょうか。

一番直接的に影響を受けるのは、アプリに広告を出稿している広告主たちと言われています。
それに付随して、アプリデベロッパーや、広告ネットワーク、計測ツールなどに影響が出ると言われています。

ここでは、アプリデベロッパーの方向けにどんな影響が出るのかを説明します。

結論は簡単で、アプリの広告による収益が減ります。場合によっては、半減する可能性すらあります。

現在のデジタル広告は、ターゲティング精度を重要視しており、個人を識別することで広告を出すかどうかを判断しています。
IDFAが使えなくなることで、個人を識別することができなくなります。結果として、ターゲティング精度が大きく下がり、広告効果が下がってしまうと見込まれています。

なので、広告を出稿する広告主が減り、広告配信によって収益を得ていたデベロッパーの収益も減る。

以上が、IDFAが収益減少につながってくるメカニズムです。

詳しい解説は、ビデオリサーチダイジェストプラスさんの記事をご覧ください!

変更内容の要約から、どんな変化が起こっていくか詳細に解説されています。
また、Adjut社のiOS14の変更に向けての準備と対策も影響の全体像と、それに対する対応策を解説しています。

4.対策って何ができるの?

残念ながら、広告収益は間違いなく下がります。
たとえIDFAの取得状況が、iOS14前後で変わらなくとも、出稿量そのものが減少してしまうと考えられているからです。

とはいえ、その影響を最小限に留めるためにできることはあります。
ここでは、様々な関係者・有識者が提案しているやり方をまとめて提案します。

方向性は、大きく3つです。

1.なるべく多くのユーザーにIDFAの使用を許可してもらえるようにする
2.IDFAに頼らないターゲティング方式を導入する
3.広告以外の収益源を構築する

それぞれについて、提案されている案をまとめました。

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表の上から順に、対策が比較的容易ですので、可能な限り対策を進めておきましょう
特に、iOS14切り替え後すぐは、広告主側の対応がすぐできないと予想されるため、ユーザーのオプトイン率をいかに高くできるかが重要になってきます。

Appleが、同意をとるためのダイアログフレームワークを公表しています。この前に割り込む形で、データ取得の目的や同意することのメリットをユーザーに伝えることが有効でしょう。

この点に関しては、fluct magazineさんの記事をご覧ください!

2つ目の代わりの計測方法に関しては、@bosteri_bonさんのQiitaポストに計測ツール各社の対応がまとまっています。

3つ目の課金プランの設計は、今回の変更を受けてより受け入れられると考えられています。今回、IDFA取得のオプトインが求められるようになる中で、ユーザーは無料である代わりに広告が表示されていることを理解するようになるでしょう。
そうなった場合、サービス利用の対価を支払う意識が芽生え、広告で不快な思いをする代わりに、デベロッパーに直接お金を支払うようになる可能性が考えられます。

いずれにせよ、多くのことは不透明です。
事前に対策できることは、できる限り対策をして9月の正式リリースをむかえられるように準備をしていきましょう。

5.まとめ

今回は、アプリ広告にまつわる大きな変更について解説をしてきました。
多くの事業者や、有識者の方々が知識や解釈を公開してくれていますので、ぜひ調べてみてください。

また、IDFA取得方法に関して、知りたいこと・もっと深く解説して欲しいことなどありましたら、ぜひコメントにてお知らせください!

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