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AdMobって何?はじめての人にも分かるAdMobの特徴とメリット

全10回1時間で解説すること、身に付くこと

今回は、初回ということで、連載でご紹介するトピックをご紹介します。加えて、AdMobを使うメリットはどこにあるのか、AdMobを使った収益化とはどういったことなのか、を学んでいきましょう。

では、早速10回の目次を見ていきましょう!

<基礎編>
Vol.1 AdMobの特徴と強み AdMobの特徴と強み

<実践編>
Vol.2 AdMob配信までの流れと実装のやり方
Vol.3 AdMob管理画面の使い方・AdMobレポートの作り方・分析の仕方
Vol.4 メディエーショングループとは。そのメリット
Vol.5 メディエーショングループ作成の手順と、レポートの作り方・分析の仕方
Vol.6 AdMob OpenBiddingの概要と利用方法

<発展編>
Vol.7 アダプティブバナーと、広告収益最適化のためのQ&A
Vol.8 リワードイインタースティシャル

<応用編>
Vol.9 枠位置設計の戦略
Vol.10 Firebase連携での広告配信タイミングの最適化

Vol.1の基礎編では、AdMobがどんなサービスで、どんな良さがあるのかを学びます。
Vol.2~Vol.6の標準編では、AdMobの実装方法から、収益を高めていくためのノウハウまでを学びます。
Vol.7,8の発展編では、AdMobの独自機能や最新機能を解説。AdMobを隅から隅まで学びます。
Vol.9,10の応用編では、標準レベルを飛び越えて、徹底的にAdMobを使いこなせるまでを解説。収益化コンサルの思考フレームワークも公開します。

AdMobは、広告配信の司令塔

さて、ここからようやく本題。AdMobについてお話ししていきます。
といきたいのですが、その前に1つだけ、AdMobを使う上で理解が必須となるアプリ内広告による収益化について、説明させてください。(もうわかってるよ、って方は、読み飛ばしていただいてOKです!)

「広告を貼ると収益が上がる。と言うのは知っているけど、どういう仕組みでそうなっているのか、あまり知らない。」

一言で回答すると、
皆さんのアプリを遊んでいるユーザーの目線・意識・関心に対して、広告主がお金を払うから。です。そして、お金を払う先が、ユーザーの目線・意識・関心に集めてくれたアプリデベロッパーのみなさまなのです。

お金を払う人:広告主(商品・サービスを売りたい企業・ヒト)
お金を払う理由:ユーザーの目線・意識・関心を、自社商品・サービスに向けたいから
お金を受け取る人:アプリデベロッパー(ユーザーの目線・意識・関心を集めてくれた人)

note1回目用画像集

ここで出てくる大事なポイントが、2つです。
1.広告価値を決めるのは、ユーザー属性xユーザー数
2.広告主を見つけないと、広告でお金は生まれない
つまり、広告を掲載して収益を得るには、2つのステップがあるのです。

1.広告価値を決めるのは、ユーザー属性xユーザー数
=多くの人に使ってもらえるアプリを作っていく必要がある
2.広告主を見つけないと、広告でお金は生まれない
=集めたユーザーに広告をするために、お金を払う広告主を見つける必要がある

したがって、アプリの収益化(マネタイズ)を広告でする際、以下のような方法があります。

1.広告主(広告費用を支払ってくれる人/会社)から、直接お金と広告を受け取り、広告を掲載する
2.広告配信サービスを用いて、オンライン広告を掲載する

多くの人にとって、自分のアプリにお金を払って広告を依頼してくれる広告主を見つけるのは非常に難しいですよね。実際、企業が運営しているWebメディアも、広告主を見つけるのは難しいのが現実です。
そうなると、選択肢に残るのが、「広告配信サービスを用いて、オンライン広告を掲載する」方法です。
では、広告配信サービスとはどんなものがあり、どんな機能を果たしてくれるものなのでしょうか。
広告配信サービスは、大きく、

・ブラウザ上の管理画面
・実際に広告を配信するSDK

の2つで成り立っています。

まず、SDKとは何かから説明を始めましょう。
アプリデベロッパー様にはおなじみかと思います。
Software Development Kitの略称ですね。特定の機能を実現するために、アプリコード内に埋め込むコードセットのことです。
今回は、アプリ配信機能を実現するためのSDKについて解説していきます。
広告配信サービスには、今回連載の対象となっているAdMob(Google社)の他にも、MoPub(Twitter社), MAX(AppLovin社), fluct(fluct社), BidLift(fluct社), maio(i-mobile社)など多くのものがあります。これらも、管理画面とSDKを組み合わせることで、広告を配信するものです。
その機能は、ざっくり以下の通りです。

・広告枠が設置された画面が読み込まれた際に、起動。サーバー側に、「広告表示の準備をしてください!」とリクエストを送る

・サーバー側で指定された広告の情報を受け取り、広告が保存されているアドサーバーに「この番号の広告をください」とリクエストを送る

・アドサーバーから返された広告クリエイティブを、アプリ内の画面に表示する

この枠に表示する広告を 教えてください (1)

他にも、計測や広告オークションなどを行う機能を持ったものもありますが、今回は省略します。オンライン広告が表示されるまでの仕組みを知りたい方は、コメントにてご要望ください!!
広告配信SDK=広告表示の号令をかける+実際に表示する
この2つの役割があることを覚えていただければ、OKです。
ただ、SDKを入れれば広告が配信できるわけではありません。
SDKを入れた上で、該当のサービスに登録をして、管理画面を開設する必要があります。
この辺りの具体的な作業手順は、「Vol.3AdMob配信までの流れと注意」で詳しくご説明します。

ここまでで、アプリ収益化の方法と、広告配信の仕組みを見てきました。
ここからは、AdMobというサービス/SDKがどういったものなのか、解説していきます。

ココが凄いぞ!AdMob

AdMobは、Google社の提供するモバイルアプリ配信プラットフォームです。
元々は、アメリカ・カリフォルニア州で創業したAdMob社が提供するサービスでしたが、2009年にGoogleによって買収され、現在に至ります。

Googleは、他にもWeb向け配信プラットフォームであるGoogle AdSense, Google AdExchangeなどを展開していますが、AdMobはその中でモバイルアプリ専用の配信プラットフォームとなっています。一方で、AdSenseは、Webでもアプリでも配信可能。AdExchangeは、Web限定ですが、AdSenseより高単価・高品質な広告が配信されています。

脇道に逸れてしまいました。
気を取り直して、本題に戻りましょう!

AdMobは、大きく分けて、SDKと管理画面の2つから成り立っています。
ブラウザ上の管理画面で、広告枠の発行・管理・レポート作成を行い、
アプリ内に実装したSDKで、実際の広告配信を行います。
そんなAdMobの特徴は、ずばり、「簡単」「高収益」「多機能」の3つです。
それぞれについて、ご説明します。

まず、「簡単」についてです。
AdMobは、クリックで操作できるわかりやすい管理画面で、広告枠設定から収益の確認、分析まで直感的に管理できます。
また、SDK実装も公式ドキュメントが充実しており、容易な実装が可能です。とはいえ、トラブルはつきもの。SDK実装上の注意や、管理画面の使い方は、「Vol.2 AdMob配信までの流れと注意」と「Vol.3 AdMob管理画面の見方」で、それぞれ解説します。

 それまで待てない!

という方は、ぜひお問い合わせください!
弊社では、AdMob実装上の技術サポートや、Google公認パートナーとしてGoogleへの直接問い合わせをおこなっています。AdMob SDK実装上でお困りごとがある方は、お気軽にご質問をお寄せください。

続いて、AdMobは「高収益」な広告配信プラットフォームです。
↑でも書いたように、GoogleはWeb/アプリにまたがる巨大な広告配信ネットワークを持っています。
ここで思い出していただきたいのが、広告を配信するには、広告を出稿する広告主が必要だということです。そうです。Googleは、世界中に多数の広告主が出稿する広告在庫を保有しているのです。(Google Ads)そして、その圧倒的な規模の選択肢から最適な広告を配信することが可能なのです。
AdMobは、このGoogleが保有する世界最大規模の広告ネットワークと接続しています。それにより、常に高単価な広告の在庫を保有しており、アプリの収益をグググと高めることが可能となるのです。

最後に、「多機能」です。
AdMobは、アプリ専用のプラットフォームであることから、アプリの利用体験を損ねないように専用のフォーマットや機能を備えています。
今回は、その中から2つアプリ特有の機能をご紹介します。
 
動画リワード広告:広告フォーマットの一つで、2020年7月現在、アプリでのみ採用されています。これは、マンガアプリやカジュアルゲームでよく実装されているフォーマットです。「動画を見て、次の話を無料で読む」や「動画を見て、無料でコンテニュー」という表示が出て、ボタンをタップして、広告動画を視聴する。そんな経験があるのではないでしょうか。それがまさしく、「動画リワード広告」です。
他広告との違いは、広告をユーザーが自ら見ることです。
デベロッパーは広告収益が手に入る。ユーザーは課金することなくアプリ体験を楽しむことができる。「広告」をアプリをさらに楽しむための機能として使うことで、Win-Winの関係を構築することができます。
動画リワード広告は、収益性が高いフォーマットですが、それ以外にもユーザーのアプリ利用率を高める効果なども報告されています。
詳しくは、次回「Vol.2 AdMobで実現できること」で解説します。


スマートセグメンテーション:「無課金ユーザーにはいいけど、課金してくれた人に広告出すのは忍びないなぁ」そんなお悩みに答えてくれるのが、AdMob独自機能の「スマートセグメンテーション」です。
スマートセグメンテーションは、Firebaseと連携することで利用できるようになる機能です。
AdMobなら、Googleの機械学習アルゴリズム機能を用いることができます。それにより、アプリで課金をしないユーザーを捉えて、そのユーザーにのみ広告を表示することができます。この機能を使えば、デベロッパーの皆さまは、より安心して広告を表示できるようになります。詳しくは、最終回「Vol.10 AdMobとFirebase連携」で解説します。

まとめ

ここまでで、

・広告収益化の方法:広告主を見つける or 広告ネットワークを利用する
・広告配信SDKの役割:広告が表示されるまでの司令塔
・AdMob特徴:「簡単」「高収益」「多機能」な広告配信プラットフォーム


について解説してきました。
次回以降、

AdMobで配信開始するまでの流れ
AdMob 登録方法
AdMob SDK実装方法
AdMob実装時の落とし穴・注意事項

などを解説していきます。
「AdMob使ってみたい!」「AdMobの実装がわからない」という方必読の内容です。
ぜひ、お楽しみに!

次回配信は、7/22(水)。
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